施工事例

住宅とクリニックが共存する、地域に開かれた複合施設のかたち

1階に医療機関、上層階に集合住宅を配置した、医住一体型の複合施設の建築提案です。
限られた都市部の敷地において、地域住民への医療サービスと生活空間を同時に提供する、これからのまちづくりに求められる建築モデルを目指しました。

1階はクリニック専用スペースとして設計されており、大きなガラス面を採用することで開放感と視認性を確保。木目と石調の外装が落ち着いた印象を与え、患者様が安心して訪れることのできる環境を演出しています。

2階・3階の住宅部分はプライバシーと快適性を重視しながらも、バルコニーを持つ住戸が整然と配置されており、木調とブラックトーンの外装材を組み合わせたモダンな印象のデザインに。ピロティ形式の駐車スペースを取り入れ、建物全体の機能性と効率性を高めています。

暮らしと医療が無理なく共存し、地域に開かれた施設となるよう配慮された本提案は、クリニック開業と賃貸事業を同時にお考えの方にも有効なモデルとなります。